ゆるキャラ先駆け?アトリエのパンダちゃん
- 2014.09.30 Tuesday
- 12:28
誰からともなく
「パンダちゃん」と呼びはじめて
今やすっかりアトリエのアイドル(?)パンダちゃん。
なんとも言えない雰囲気で
好み・受ける印象は皆それぞれでしょうが
このパンダちゃん、
元々は仕事の “ あ ま り も の ” でした。
10年前、ある商業施設のちびっこコーナーに置くため
ぬいぐるみを30体ほど買い付けました。
不動の人気キャラクターたちの中に1体だけ異質なぬいぐるみ。
子どもたちが好きなのは
○○○○マンとか○ッ○ー、○○○ュウ、○○ィ。
現場に納めるとき
子どもにウケなくて唯一持ち帰ったのが このパンダちゃん。
パンダなのか他の動物なのか、
名もなくハッキリしないものは見向きされないどころか
不気味がられました。。。
今こんなにアトリエのみんなに遊んでもらってるパンダちゃん、
子どもやお母さんが
ポーズを取らせて帰っていくパンダちゃんには
こんな経緯があったのでした。
ふと疑問。
『ゆるキャラ』っていつ誕生したんだろう・・・?
ウィキで調べてみると
1980年代からマスコットキャラクター誕生。
『ゆるキャラ』の名は漫画家のみうらじゅんさんが考案して
2004年11月商標登録。
「緩い」という多くの場合ネガティブなニュアンスだった言葉が
ポジティブに使われるようになったのもその頃でしょうし、
『ゆるキャラ』の定着で、ハッキリしない風体のものがウケるようになったのでは?
10年前ウケなかった このパンダちゃんは
誕生がちょっと早かったからかも〜。
余談ですが、今わたしが思いつくだけで
ネガティブからポジティブに変化したのは、人の暮らしに必要な
衣・食・住・余暇の『 余 暇 』。
レジャーが増えて多様な過ごし方をして
ゆとりの時間から心の豊かさを得ている今に対して
余暇が「怠惰・ヒマ・ダラダラ」というようなマイナスイメージだった昔。
育った地域にもよるけど、
私の幼少の記憶の親の休日・お正月の過ごし方と今、
ごろっと反転してるような違いですもん。