阿佐ヶ谷 茶居花 〜大切な大切な思い出〜
- 2013.01.31 Thursday
- 01:14
学生時代、
阿佐ヶ谷駅前の珈琲屋さんでバイトしていました。
そのお店は本当にコーヒー専門店。
コーヒー8種類くらいの他はコーヒーを飲めない方のためにミルクだけ。
紅茶もケーキもメニューにありません。
お客さんは常連さんが多く
ほぼ毎日小説家のねじめ正一さんがお決まりの席でコーヒーを飲んで行かれました。
満席になると細長い店内は湯気とコーヒーの香りに
むぁ〜と包まれました。
コーヒーポットから細〜いお湯を注いで
丁寧にドリップして淹れるコーヒー。
コーヒーの味が判るほどオトナじゃなかったけど
時々飲ませてもらってはじんわり温かい気持ちに
その経験からコーヒー好きが始まりました。
20年ほど自分でゆっくりドリップして淹れるスタイルを貫いてきましたが
ここ数年どうしても大人数分のコーヒーを作る機会が増えて
初めてコーヒーメーカーを購入しました。
クイジナートDCC-2000JBS
コーヒーメーカーというより
コーヒーマシーンって感じでしょ?
ディスペンサータイプなのでカップを置いたまま注げます。
お店のドリンクコーナーみたいでお気に入り
時には
ゆっくり自分でドリップしたコーヒーの時間も必要だなぁ
バイト中お店の中から眺めてた
70年代80年代のフォークソングの風景ぴったりな駅前ロータリー。
未熟ながら精一杯、いろーんな
いろーんなことを考えた遠い遠い日・・・
うー泣けそう
私は社会人になって阿佐ヶ谷から他の街へ越して
その後お店の場所は
ビルが建ってしまいました。
「茶居花」
今から25年ほど前の思い出。
きゅーん